包丁の種類には特殊包丁と呼ばれるものもある

包丁の種類には特殊包丁と呼ばれるものもある

包丁は一般的な形状のもののほかに、様々な特殊包丁と呼ばれるものがあります。
最近では家庭でも目にすることが多くなっており、一般の雑貨店などでも販売されるようになっていますが、これらはその用途が限られているものとなっているため、利用する際には注意が必要です。
最近よく目にするのは、歯の部分がギザギザになったパン切り包丁です。
高級食パンブームなどにより、家庭で食パンを切ると言うことが増えたため、一般の雑貨店などでも取り扱うようになったことが大きな理由と考えられます。
また実際に目にすることが少なくても、聞く機会が多いものに柳刃包丁があります。
これは非常に細く尖った薄いものであり、魚の刺身を上手に生きるために開発されたものです。
長い包丁の身を十分に利用して切ることで細胞を押しつぶすことなく、きれいに切ることができるので魚を扱う料理人の間では必須のものとなっています。
その他にも様々な食材を効果的に調理するための特殊包丁は数多く存在しており、これを利用することも料理の幅を広げる楽しみとなります。

中華包丁はどんな用途にも対応できる包丁です

包丁の1つの種類に中華包丁と呼ばれるものがあります。
中には飲食店などで使うものだと思っている人も多いかもしれませんが、実は家庭用として購入する人も増えてきています。
中華包丁は刃の厚さにより3つの種類に分かれるため、それぞれの特徴や適した食材について把握しておくことが大切です。
家庭用で使うときに肉や野菜などの柔らかい食材を切るのがメインだという場合には、薄刃のものがお勧めです。
軽く取り扱いやすく、初めて使うという人にはぴったりの包丁です。
そして魚や肉などの骨まで切断することができるのが中厚刃と呼ばれるもので、慣れるまでコツはいるものの、様々な食材に使うことができます。
3つの種類の中で一番刃が重く厚みのあるものが厚刃と呼ばれるものです。
大きな骨や冷凍食品などを切断することができますが、扱いが難しいです。
扱う場合には分厚いまな板も用意する必要があります。
家庭用として購入するのであれば、使用するまな板、キッチンのスペース、使う食材などを考えて刃渡りを選ぶことが大切です。